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益を掴むための行動と、避けられた筈の失敗体験を発信することで誰かのささやかな助けになればと思っています。

サッカー懐かしの名選手⑱【マルティン ペトロフ】

こんにちは。

 

今日はサッカー懐かしの名選手⑱という事で、往年の名選手について書いていきます。

僕は昔海外サッカーを観るのが大好きだった時期があったんですが、自分が若かった頃に好きになった選手というのは今でも思い入れがあり、たまに検索したり動画を見てみたりすることがよくあります。

 

社会人になり、時間に余裕がなくなるにつれて、試合開始時間に時差のある海外サッカーを観る事がめっきりなくなりましたが、僕以外にもそういう方はきっと多いと思います。

 

なので、今回もそういった方が読んで懐かしくなるような選手について語っていきたいと思います。

 

海外サッカーファン、それも結構昔から観てる方にしかわかりにくい記事なので、コアな需要になってきますが、興味がある方は是非見ていってください。

 

マルティン ペトロフ

今日紹介するのは、現役時代ヴォルフスブルクアトレティコマドリー、マンチェスターシティ等各国のトップリーグで活躍を見せたブルガリア代表、マルティン ペトロフ選手です。

 

サイドを駆け上がる圧倒的なスピードと、自慢の左足から繰り出されるミサイルのような高速クロスに強烈シュートでスタジアムを沸かせる実力者であり、母国の英雄ストイチコフの再来と謳われる逸材でした。

 

 

国籍.ブルガリア

生年月日.1979年1月15日(プロキャリア.1995-2014)

身長体重.180cm.76kg

 

クラブキャリア

ボテフ・ヴラツァ(1995-1996)

CSKAソフィア(1996-1998)

セルヴェット(1998-2001)

ヴォルフスブルク(2001-2005)

アトレティコ・マドリー(2005-2007)

マンチェスター・シティ(2007-2010)

ボルトン・ワンダラーズ(2010-2013)

エスパニョール(2013)

CSKAソフィア(2013-2014)

 

母国ブルガリアの地元クラブで頭角を現すと、国内の名門CSKAソフィアに引き抜かれ、スイスのクラブを経由して22歳でブンデスリーガヴォルフスブルクに移籍し欧州主要リーグ上陸を果たします。

 

ヴォルフスブルクでは4シーズンの在籍で116試合28ゴールと結果を残します。

とりわけ最終年は1試合4ゴールの派手な固め取りも含む30試合12ゴールと素晴らしい成績を残し、当時はサイドアタッカーの二桁得点がかなり珍しかった事もあり、個人的にもこの辺りから気になる選手になっていきました。

 

ブンデスリーガでの成功を機に移籍したアトレティコマドリーではドイツでの得点力が嘘のように影を潜め、惜しいシュートを幾度も放つも何故か決まらず、在籍2シーズンで49試合3ゴールというなんとも寂しい数字になってしまいましたが、圧倒的なスピードと鋭い高速クロスは十分な輝きを見せ、移籍1年目は絶対的な主力として36試合出場(得点は僅か1でしたが…)とフル稼働、チーム内ではアシスト王にもなりました。

レアルマドリーとのダービーマッチでは、スピード自慢のロベルトカルロスをドリブルで派手にぶっちぎったシーンが結構な話題になりました。

 

その後に移籍したマンチェスターシティは金満クラブとなりビッグクラブの仲間入りを果たしている現在の姿ではなく、まだ中堅クラブのポジションでしたがデビューシーズンから躍動、プレミアの舞台で34試合5ゴール11アシストという素晴らしい活躍を見せました。

この頃はギュイーンと伸びるような強烈なキックにスピードを活かした縦への突破がプレミアのカメラワークとジャストフィット、最高に映える選手となっており個人的にプレミアをよく観ていた事もありかなり好きな選手の一人でした。

 

しかし2年目には石油資本が入り、サッカー界随一の金満クラブとなったチームは大型補強を敢行。

ロビーニョやライトフィリップス等ポジションを争うアタッカーの加入にペトロフ本人はこのタイミングで膝の靭帯を損傷、長期離脱を強いられる等不運も重なり、翌シーズン以降も続々加わるビッグネーム達に追いやられる形で徐々にチームでのポジションを無くしていきました。

 

ボルトン時代は宮市亮が所属した事で試合の放送も増えたのでたまに試合を観ていましたが、その頃にはペトロフのプレースタイルは変わってしまっており、悲しかったのを覚えています。

 

 

ポジション

メインのポジションは442や4231、433の左サイド

右サイドを勤める事もありましたが、カットインからのシュートが光る反面、真骨頂の縦突破が難しくなる事でやや窮屈そうな印象を受けました。

 

どんな選手?

長所

 
選手としての生命線は左サイドを制圧するスピードに、精度とパワーを兼ね備えたワールドクラスの左足。
 
自慢のスピードはボールを持っての仕掛けはもちろん、オープンスペースへの飛び出しにも存分に活かされ、相手のサイドバックを自陣に押し込むに十分な脅威となっていました。
特にテクニカルなプレーをするわけではありませんが、ちょっとした上体のフェイントやスピードを緩めてからのヨーイドンで一気にスピード勝負に持ち込むドリブルはエンタメ性が高くサイドでボールを持つとワクワクさせてくれました。
 
スピード自慢の選手にありがちな突破後のキックの質が残念という問題も全くなく、その左足はむしろスペシャルな物を持っていました。
特に、ライナー性で鋭く曲がって落ちる高速クロスは観ていて非常に爽快感があり、突破の後も視聴者を楽しませてくれました。
 
クロスだけではなくミドルシュートフリーキックも高水準で一試合での見せ場が多い選手でした。
 
ワールドクラスのスピードと左足のキック。
正直、個人的にはこの二つの武器を兼ね備えている時点で、何かが違えばもっと素晴らしいキャリアを築けたような気がする選手でした。
 
 

短所

  • 大きな怪我が多い
  • 右足のボールタッチはいまいち
  • 試合終盤はガス欠になりがち
  • 狭いスペースではボールロストが目立つ

 

アトレティコマドリーでの2シーズン目には前十字靭帯の損傷、マンチェスターシティでの2シーズン目には膝の靭帯を損傷と大きな負傷を二度経験しており、特にシティ時代の怪我の後はスピードに衰えを感じさせられ、ボルトン時代はキックに特化した選手になっていたイメージがあります。

 

プレー面では、ドリブル時やトラップ時に右足を使う場面ではやや精度が落ちる印象があり、プレーの選択肢を狭めていた印象がありました。

また、スプリントが多いプレースタイルもあってか試合終盤はガス欠になり守備面で穴になる事がありました。

アトレティコ時代に特に気になる点でしたが中央の狭いスペースでボールを受けた際には打開するテクニックやアイデアに欠けている感があり、ややロストするシーンが目立ちました。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

個人的にレフティスペシャルなキックを持っている選手というのはその時点で魅力を感じるんですが、スピードも備えた選手という事で当時はかなりお気に入りの選手の一人でした。

 

当時のブルガリア代表はベルバトフを旗頭に今回紹介したマルティンペトロフに加えセルティックアストンヴィラで活躍したスティリアンペトロフ等、優れた選手がポツポツといるものの、全体的にはかなりタレント不足なチームだった事もあり、代表シーンではあまり存在感はありませんでしたが、クラブシーンでは各国のリーグで一定以上のインパクトを残した選手でした。

 

調べてみるとブルガリア代表は当時から今に至るまでずっと低迷しているようで、浮上のきっかけとなる魅力的な選手が排出される事を祈っています。

 

以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

知名度的に動画はほとんど残っていませんが、興味があればyoutube等で見てみてください。

検索ワードはMARTIN PETROVです。

 

引退した選手の記事を書いてみましたが、現役時代を知るサッカーファンの方が懐かしい気持ちになってもらえたら嬉しいです。

 

このブログではジャンルを絞らず色々な体験記や個人的なお薦め等を書いてますので、よければ他の記事も覗いていってもらえると嬉しいです。

 

ではでは。

 

 

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