こんにちは。
今日はサッカー懐かしの名選手⑫という事で、往年の名選手について書いていきます。
僕は昔海外サッカーを観るのが大好きだった時期があったんですが、自分が若かった頃に好きになった選手というのは今でも思い入れがあり、たまに検索したり動画を見てみたりすることがよくあります。
社会人になり、時間に余裕がなくなるにつれて、試合開始時間に時差のある海外サッカーを観る事がめっきりなくなりましたが、僕以外にもそういう方はきっと多いと思います。
なので、今回もそういった方が読んで懐かしくなるような選手について語っていきたいと思います。
海外サッカーファン、それも結構昔から観てる方にしかわかりにくい記事なので、コアな需要になってきますが、興味がある方は是非見ていってください。
ミケル アルテタ
今日紹介するのは、現役時代エヴァートンやアーセナルで活躍したスペイン人MFミケル アルテタ選手です。
熟練のボールテクニックと的確なポジショニング、正確なパスワークでチームに安定感をもたらすセントラルミッドフィルダーの見本のような選手でした。
当時のスペイン代表が異次元の強さで代表シーンの主役を演じていた時代背景もあり、最後まで代表には縁がないキャリアとなってしまいましたが、時代が違えばスペイン代表の主力として活躍出来るだけの能力がある選手でした。
国籍.スペイン
生年月日.1982年3月26日(プロキャリア.1999-2016)
身長体重.178cm.69kg
クラブキャリア
バルセロナC(1999)
バルセロナB(1999-2002)
パリ・サンジェルマン(2001-2002レンタル)
レンジャーズ(2002-2004)
レアル・ソシエダ(2004-2005)
エヴァートン(2005レンタル)
エヴァートン(2005-2011)
アーセナル(2011-2016)
プロとしてはバルセロナの下部チームでキャリアをスタートするもトップ昇格は叶わず、しばらくは国内外のチームを渡り歩く事となります。
第一線で頭角を現し始めたのはエヴァートン時代で、若き日のルーニー、グラヴェセン、ケーヒル等の好タレントを有し、当時は有能な監督として通っていたモイーズ監督が4位にまで躍進させたエヴァートンに移籍。
ルーニーやグラヴェセンが移籍しチームの再編期となった移籍初年度こそ厳しいシーズンとなりましたが、その後は曲者の中堅クラブとしての地位を固める中で重要な選手となりました。
個人的にもエヴァートン時代からプレーを観る機会が増え、好きな選手として認知するようになりました。
ポジション
一番輝くポジションはセントラルミッドフィルダーですが、エヴァートン時代は左サイドでプレーする事も多く、個人的にはエヴァートン時代はむしろこちらのイメージが強いです。
エヴァートン時代の大怪我を機にセントラルミッドフィルダー専門に近い選手となり、アーセナル時代は緊急時にアンカーのような起用があった以外はほぼセントラルミッドフィルダー一本でプレーしました。
どんな選手?
長所
- 長短問わない正確無比な散らしのパス
- ボールホルダーが手詰まりにならないポジショニング
- サイドでひらひらと相手をかわしていくドリブル(エヴァートン時代)
- 左サイドからピンポイントで合わせるクロスの精度(エヴァートン時代)
- フリーキックの精度
- プレスをいなすファーストタッチの上手さ
- シュートの上手さ
- むやみにスペースを空けないディフェンス時のポジショニング
- 体を張った激しい守備
短所
- 足が遅い(大怪我後)
- 対面の対人守備は決して強くない
- あまりチャレンジをしないビルドアップ
- 怪我が多い
エヴァートン時代に経験した大怪我から復帰後はスピード不足が目立つシーンが増え、相手に広大なスペースを与える場面も多いアーセナルでは、カウンター時にサイドに釣り出され、スピードであっさりと抜かれるシーンも多く、スピード不足と対面の対人守備能力が弱点としてやや目立ってしまっていました。
攻撃面では、ほとんどミスをしない散らしのパスが光る一方で縦に入れる勝負パスの選択は少なく、チーム状態が悪い時は批判を受けていたのを覚えています。
また、優れた選手である事の証明ではありますが、アーセナル初期はアルテタ不在時に勝率が大きく落ちるデータがあり、怪我の多さが非常に痛手となる時期がありました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現在は監督としてキャリアを築きつつあるアルテタですが、現役時代は極めて安定したビルドアップとポジショニングで正にいぶし銀といった好プレーヤーでした。
プレー面はもちろん、チームメイトを語る際の的確なコメント、評論や若手に積極的にアドバイスを送る等、賢さや人間性も魅力を感じる部分が多かったですが、なんとなく監督になるべくしてなった感があります。
当時アーセナルの試合をよく観ていましたが、ヴェンゲル体制のマンネリ感が非常に強い時期でもあり、あまり希望が持てないチームで黒子に徹する姿と、実力がありながらも代表には全く縁がない報われなさになんとも哀愁を感じる選手でした。
今後は監督として素晴らしいキャリアを送る事を期待しています。
プレースタイル的に決して動画映えする選手ではありませんが、興味がある方は是非youtube等でチェックしてみてください。
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以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
引退した選手の記事を書いてみましたが、現役時代を知るサッカーファンの方が懐かしい気持ちになってもらえたら嬉しいです。
このブログではジャンルを絞らず色々な体験記や個人的なお薦め等を書いてますので、よければ他の記事も覗いていってもらえると嬉しいです。
ではでは。
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