こんにちは。
今日はサッカー懐かしの名選手⑦という事で、往年の名選手について書いていきます。
僕は昔海外サッカーを観るのが大好きだった時期があったんですが、自分が若かった頃に好きになった選手というのは今でも思い入れがあり、たまに検索したり動画を見てみたりすることがよくあります。
社会人になり、時間に余裕がなくなるにつれて、試合開始時間に時差のある海外サッカーを観る事がめっきりなくなりましたが、僕以外にもそういう方はきっと多いと思います。
なので、今回もそういった方が読んで懐かしくなるような選手について語っていきたいと思います。
海外サッカーファン、それも結構昔から観てる方にしかわかりにくい記事なので、コアな需要になってきますが、興味がある方は是非見ていってください。
アレクサンデル フレブ
今日紹介するのは、現役時代シュツットガルトやアーセナルで活躍したベラルーシ代表アレクサンデル フレブ選手です。
左右両足の細かなタッチを活かしたボールキープと、爆発的な加速を活かした仕掛けで相手組織を大混乱に陥れる、稀代のドリブラーでした。
シュツットガルト時代、初めて観た時のインパクトは絶大で「なんだこのチート選手は」と思うぐらい圧倒的なプレーを見せていたのをよく覚えています。
アーセナルではプレミアのレベルに順応するのに時間がかかりましたが、3年目から本領を発揮し、これからというところでバルセロナに移籍。
この移籍を機にキャリアは急降下を辿る事となりましたが、個人的にはトップクラスに好きな選手で、プレーを観るのが最も楽しみだった選手です。
国籍.ベラルーシ
生年月日.1981年5月1日(プロキャリア.1998-2019)
身長体重.185cm.75kg
クラブキャリア
BATEボリソフ(1998-2000)
シュツットガルトⅡ(2000-2001)
シュツットガルト(2001-2005)
アーセナル(2005-2008)
バルセロナ(2008-2012)
シュツットガルト(2009-2010レンタル)
バーミンガム(2010-2011レンタル)
ヴォルフスブルク(2011レンタル)
クリリヤ・ソヴェトフ・サマーラ(2012)
BATEボリソフ(2012-2013)~コンヤスポル(2014)
ゲンチレルビルリィ(2015)
BATEボリソフ(2016)
クリリヤ・ソヴェトフ・サマーラ(2017)
BATEボリソフ(2018-2019)
FCイスロチ・ミンスク・ラヨン(2019引退)
あまりに多いので縦書きにしました。
どんだけ移り歩いてんだって感じですが、バルセロナ移籍後は本当に日の目を見ることがなくなり、輝きを失ってしまいました。
実は結構色んな選手にクソ野郎呼ばわりされていたり、邪推ですが移籍の多さはその人間性も背景にあったのかもしれません。
ポジション
一番輝くメインポジションは中盤右サイド。
それ以外にも中盤左サイドやトップ下でも上質なプレーを見せていました。
アーセナル時代はセカンドストライカーでの起用や、バルセロナ時代はウインガーやセントラルミッドフィルダーとしての起用もありましたが、これらは持ち味を消していた感があり、適性とは言い難かったです。
どんな選手?
長所
- 左右両足を自在に使ったドリブルスキル
- 相手のプレスに全く動じない余裕
- 圧倒的なキープ力
- 爆発的な加速
- 左右両足で蹴れる正確なパス
- 豊富な運動量
- 頻繁に削られるプレースタイルながら怪我が少ない
短所
- 得点力は極めて低い(シュートを撃たない)
- 球離れが悪い時もある
- 好不調の波がある
「ゴールよりアシストの方が喜びを感じる」なんて発言もありましたが、シュートを撃てる場面でも、縛りプレーを課しているとしか思えないレベルでラストパスを選択する面があり、今ほど中盤に得点を求められていなかった当時でも、得点力の低さは評価を下げる要因となっていました。
シュツットガルト時代は137試合で13ゴール、アーセナル時代は89試合で7ゴールと、平均して10試合で1ゴール未満というのはアタッカーとしてはかなり厳しい数字と言わざるを得ません。
そのくせ、たまに思い出したように放つシュートは左右どちらでも普通に強烈な事が多く、もっと撃てばいいやん…と歯がゆい気持ちになったのを覚えています。
得点力に比べれば些細な問題ですが、圧倒的なキープ力の裏返しで球離れが悪い時もあり、調子が悪い時期なんかはここが批判の対象となることも多かったです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
シュツットガルト時代はベッケンバウアーやバラックに「ブンデスで最高の選手」、「フレブがバイエルンに来たらビッグイヤーも獲れる」と言わしめる程圧倒的なプレーを見せてました。
その後、アーセナルに移籍し3年目の07/08シーズン、ロシツキー、セスク、フラミニと形成した(4人全員が揃った試合は数える程でしたが…)スパイスボーイズ時代のプレーは素晴らしい出来で、アーセナルの未来に夢を見た方も多かったんじゃないでしょうか。
その後、バルサからレンタルされていたバーミンガム時代のプレーを見た時は、ルーズボールの競り合いで相手の鈍足センターバックに走り負け、後半開始早々には疲れ果てている姿を見て悲しくなったのを覚えています。
当時は、バルサ移籍がなければというIFストーリーをよく妄想していました。
かなり昔の選手で、実力の割に知名度がいまいちなせいか動画は非常に少ない選手ですが、興味がある方は是非youtube等でチェックしてみてください。
検索ワードはHLEBです。
以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
引退した選手の記事を書いてみましたが、現役時代を知るサッカーファンの方が懐かしい気持ちになってもらえたら嬉しいです。
このブログではジャンルを絞らず色々な体験記や個人的なお薦め等を書いてますので、よければ他の記事も覗いていってもらえると嬉しいです。
ではでは。
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