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知名度低めのお薦め映画3選 【隠れた?名作】

こんにちは。

 

以前、↓の記事で趣味に関する話をしているんですが、その中の一つで映画放送チャンネルでひたすら映画を録画して観漁っていた時期があります。

 

www.ceska.work

 

なので、微妙にマニアックな映画の鑑賞経験もそれなりにあるのかなと思っています。

そこで、今日は知名度的にそこまで高くないけど、面白かった、あるいは記憶に残った映画を紹介していきます。

 

コアな映画ファンの方には「いや、十分有名な名作だろ!」とか「これだからにわかは…」とか思われるかもしれませんが、僕の主観でそれほど知名度が高くないと思うものを選んでますのでご了承下さい。

 

僕は映画は何も知らずに観るのが一番面白いと思っているので、なるべく感想メインであらすじは出来るだけ簡素に、物語のネタバレにも注意を払いますが、最低限の情報は含みますので、こちらもご了承ください。 

 

 

①名もなきアフリカの地で(2001年 独)

監督

カロリーヌ・リンク

 

主演

ユリアーネ・ケーラー

メラーブ・ニニッゼ

カロリーネ・エケルツ

 

この映画は1938年、ナチスの迫害から逃れるために、アフリカのケニアに渡ったユダヤ人家族の物語で、ジャンル的にはヒューマンドラマです。

全く未知の環境での生活や人間ドラマを描いた映画です。

 

どんな方にお薦め?

この映画は終始淡々と進み、派手な演出もストーリー的な盛り上がりもあまりありません。

僕は淡々とした作風が好きな方なので、素晴らしい映像や音楽を含めたこの映画の世界観、雰囲気には自然と引き込まれました。

 

号泣するような映画でも、テンションが上がる爽快な映画でもありませんが、一つ一つの台詞も印象的なものが多く、見終わった後にじんわり心に残る映画です。

 

ハッキリとした起承転結や盛り上がりを求める方にはお薦めしづらいですが、淡々としたヒューマンドラマやドキュメンタリー風の映画に免疫がある方にはかなりお薦めの一作です。

映画サイトのレビューを見ていても、この淡々とした作風には結構賛否両論ある感じでした。

 

ドイツ映画という事もあり、俳優さんは日本では馴染みのない方ばかりですが、子役も含めた皆さんの演技に引き込まれました。

 

テーマ的に戦争や人種関係の色が濃い映画っぽく感じるかもしれませんが、そういう要素は薄いので、その辺に抵抗がある方でも問題ないと思われます。

 

②海辺の家(2001年 米)

監督

アーウィン・ウィンクラー

 

主演

ヘイデン・クリステンセン

ケヴィン・クライン

クリスティン・スコット・トーマス

 

この映画は名の知れた俳優さんが主演ですし、レビュー数も多かったので、もしかしたら割と有名なのかもしれませんが、大きなレンタルショップにも置いてなかったので紹介してみます。

 

簡素なあらすじとしては、完全にグレている息子と余命宣告を受けた父親をメインとした家族ドラマです。

ちなみに海辺の家というタイトルではありますが、原題はLife as a HOUSEというタイトルで、海辺である事は特に重要ではありません。

 

どんな方にお薦め?

内容はいい意味でベタな映画ですので、万人ウケする映画だと思います。

若干作りが雑に感じる部分もありますが、内容のベタさと相まってそれほど気にかかる事もなく、許容できる方が多いんじゃないかと思います。

 

僕はシンプルに感動しましたし、人によってはかなり泣ける映画だと思います。

息子役のヘイデン・クリステンセンと父親役のケヴィン・クラインがとにかくハマり役でガッツリ感情移入して見入ってしまいました。

 

二番煎じを避けるためか、最近はベタな映画が少なくなってきている感じがするので、今こういう映画を観ると逆に新鮮に感じるかもしれません。

特にジャンルを決めてないけど面白い映画を探している方は深く考えずに観てみても損はしない映画だと思うのでお薦めです。

 

③BOY A(2007年 英)

監督

ジョン・クローリー

 

主演

アンドリュー・ガーフィールド

ピーター・ミュラン

ケイティ・ライオンズ

 

この映画は、大きな罪を犯し出所した青年のその後を描いた映画です。

重いテーマの作品なので、観ていて楽しい映画ではないですが、記憶に残る映画だと思うので紹介します。

 

どんな方にお薦め?

上に書いた通りテーマは重く、胸糞が悪いシーンも多少あり、間違っても気分が落ち込んでいる時に観る映画ではないと思いますし、全体的に暗く淡々と進んでいくので全く万人ウケはしない作品です。

 

ただ、映画に漂う雰囲気や、主演のアンドリュー・ガーフィールドの繊細な演技も素晴らしく、社会派ドラマのようなジャンルに抵抗がない方には凄くお薦めの作品です。

 

どのシーンも割とあっさりと描かれていきますが、どれも妙に記憶に残っていて、最近また観てみたいなあとふと思ったので紹介してみました。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

どれも古い映画になってしまいましたが、映像技術等を前面に押し出した映画ではないので、今観ても十分に楽しめる映画だと思います。

 

 

以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

何か映画を探している方の発見になれば幸いです。

 

このブログではジャンルを絞らず色々な体験記や個人的なお薦め等を書いてますので、よければ他の記事も覗いていってもらえると嬉しいです。

 

ではでは。