こんにちは。
先日何気なく愛車を眺めていると、どうにも艶感が落ちている感じがして、購入時にかけていたガラスコーティングがとれてきているような気がしたので、新たにガラスコーティングをかけなおしました。
車好きの方にはガラスコーティングに興味がある方も多いのではないかと思いますので、今日はメリットデメリット含めて色々と書いていきますので、現在検討中の方の参考になれば幸いです。
コーティングについて
今回ガラスコーティングについて書いていきますが、コーティングにはいくつか種類があり、その中の一つがガラスコーティングとなります。
油脂系のコーティングや樹脂系のコーティングもありますが、どちらも1ヵ月から3、4ヵ月で効果が切れるので、個人的にはコーティングをかけるならガラスコーティング1択だと思っています。
依頼する業者について
コーティングをかけるには注意点があり、僕自身かけた後に後悔した点がいくつもあります。
その内の一つが施工業者なんですが、これはもう絶対に専門業者に直接頼みましょう。
僕は現在の愛車を購入時にディーラーオプションでガラスコーティングをかけているんですが、その場合はディーラーが提携している業者に持ち込んでかけられる事になります。
それならまだマシで、今はもうないと思いますが、昔はディーラーの営業マンがかけたりもあったそうです。
結局業者に持ち込んでいるなら一緒じゃんと思うかもしれませんが、マージン分を乗っけられて非常に割高になる事と、業者とコンタクトがとれないので、メンテナンスキットだけ渡されてメンテナンス自体は車の所有者に丸投げされることになります。
後者が特に痛すぎる点で、渡されたメンテナンスキットを使って自分でメンテナンスする方であればなんとかなるかもしれませんが、正直かなり面倒なので結局しない方が大半かと思われます。
自分でやらない場合はメンテナンスをやってくれる業者を見つける必要がありますが、施工業者がわからない以上、使用薬剤がわからないのでメンテナンスは出来ませんと断られる業者も多いので、難航する可能性があります。
僕も実際に何件か回って断られた業者もいましたが、最初から業者に直接頼めばそもそもいらない苦労だったので、これはかなり大きな後悔でした。
専門業者に頼めば、当然ですが施工後の定期メンテナンスも案内してくれますし、業者によっては傷の修理の際にその部分のコーティングを施工しなおしてくれたり大きなメリットがあります。
施工金額
これは施工するガラスコーティングの種類やグレードによりますが、僕が購入時と今回で施工したガラスコーティングの金額は下記の通りでした。
- ディーラーオプションコーティング(5年耐久):約65,000円
- 専門店施工(5年耐久):約60,000円(オプションの鉄粉除去込み)※Lサイズ料金
似たような金額なんですが、後者の方が明らかに汚れが付きにくく、グレードが違ったんだろうな…最初からこっち施工したかったなとコスパの点でもかなり大きな後悔となっています。
ちなみに艶感でいうと艶の雰囲気が違い、トータルで言うと後者の方が上な気もしつつ、前者のコーティングも艶々で綺麗だったので、見栄え的には充分満足いくものでした。
本当は13万ぐらいする最上級グレードのコーティングをかけたかったですが、さすがに高過ぎると思い妥協しました。
ガラスコーティングのメリット
- 美しい艶が出る
- 紫外線や細かな接触物から塗装を守る
- 汚れが付きにくくなる
- 雨で多少汚れが落ちる
- 洗車が楽になる
個人的にメリットが大きいと思う順に挙げてみましたが、なんやかんやで艶が目的な方が多いんじゃないでしょうか?とりあえず僕はそうです。
↑がディーラーコーティングで自然な艶感がありました。
↑が最近かけたコーティングで、こちらはガラスコーティング!って感じのテカテカした艶感があります。
画質もいまいちで静止画だとわかりにくいですが、歩きながら見た時なんかは後者の方は煌めき感が楽しくて、よりコーティングの効果を実感出来るって意味で後者の方が満足感があります。
↑は家の窓から見た視点なんですが、洗車後やふとしたタイミングで眺めたくなり、「ふつくしい…」と思いながらずっと眺めていられます。
写真だといまいち伝わりませんが、実際に見るとこの煌めき感は本当に満足度が高く、個人的には正直ガラスコーティングのメリット…というか目的の9割はこれになります。
艶の感じは日差しや季節で雰囲気が変わるので色んなタイミングで見たくなり飽きません。
他には塗装の保護もメリットとしては大きな要素で、車購入後1年半は野ざらしで、それ以降の2年半はカーポートという環境でしたが、車屋の方いわく塗装の劣化はほとんどないとの事で、これはコーティングによるところが大きいと言っていました。
汚れが付きにくい、雨で落ちるという部分もメリットではありますが、粉っぽい汚れはどうしても溜まるのでそこまで絶大なメリットというわけではありません。
洗車が楽になり、水洗いだけで綺麗になるみたいな事も聞きますが、僕の場合は洗車は業者に頼んでいるので恩恵を受けた事はありません。
ただ、これは自分で洗車するという方には大きなメリットになる筈です。
ガラスコーティングのデメリット
- 施工後、付いていた傷がくっきりする
- 撥水の場合は雨染みがつきやすくなる
あまり言われていない事ですが、ガラスコーティングを施工すると、既に付いていた小傷は施工前よりかなりくっきりして目立ちやすくなります。
新車時に施工する場合は気にしなくていい事ですが、僕の場合は最近かけた2回目の施工時にこれを実感しました。
わかりやすいところでいうと、ドアパンによって付けられていた薄い縦線の小傷(施工前はほぼ気にしてなかったレベル)が、施工後は近づくとハッキリ分かるレベルで目立つようになってしまいました。
一応施工前に研磨をして小傷は消しますが、これで消えないレベルの傷は施工前より目立つと考えた方がいいです。
こちらはよく言われている事ですが、撥水コーティングをかけると弾いた水がボディに残り、残った水が日光を浴びる事で蒸発して、水の中にあるミネラル分だけが残りイオンデポジットと言われる状態の染みになるというものです。
しかもこれはしばらく洗車せずに放置するとボディに定着してしまい、軽い研磨じゃ取れなくなってしまいます。
これも間違いなくデメリットですが、水を弾くことで雨の日の走行後もすぐ乾いてくれて気分がいいので、その部分のトレードオフとして仕方ない事かなと思います。
ちなみに2回目の施工時に最初に行う軽研磨で取り切れなかった染みの大部分が屋根やボンネットに出来た雨染みだったので、新車以外でコーティングを施工する方は雨染みはキチンと消してから施工する事をお薦めします。
2つ挙げましたが、正直メリットに対してそれほど大きな問題ではなく、個人的には迷ってるならかけた方がいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
車好きな方にはわかると思いますが、自分のお気に入りの愛車というのはふとした時につい目で追ってしまうものです。
その際に愛車が美しく光り輝いているというのはこれ以上ないほどのメリットであり、ガラスコーティングを施工する大きな理由になると思います。
今回書いたようにデメリットも存在するので、それが大問題と感じる方はやめた方がいいとは思いますが、気になっている方は是非一度かけてみる事をお薦めします。
金額が高くてちょっと…という方には↓のようなそれなりの金額で自分で施工するタイプの物もあるので、そういった物で1年程試してガラスコーティングに魅力を感じたら、次は業者で施工みたいな流れも有りだと思います。
検索すると出てきますがこちらは評判がいい製品で、サイト内に動画もあって作業内容がイメージしやすいので興味がある方は是非。
ちなみにカー用品店等でもよくある格安のコーティング剤は過去に使用した事がありますが、すぐコーティングが取れて、肝心の艶の輝きも弱いのでお薦めしません。
個人的には、自分の車の見た目が気に入っている方や、これから長く乗り続けたいという方にはコーティングは必須だと思っているので、現在検討中の方は是非参考にしていただければ嬉しいです。
以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
このブログではジャンルを絞らず色々な体験記や個人的なお薦め等を書いてますので、よければ他の記事も覗いていってもらえると嬉しいです。
ではでは。
↓車関連記事