こんにちは。
今日は車についての記事になります。
車と一言で言っても系統はたくさんあり、最近は価格や実用性の面で軽やコンパクトカー、ミニバンのシェアがドンドン拡がっている状況です。
デザインや流行という面ではSUVの1強状態で、最近は国内だけじゃなく海外のメーカーもSUVにかなり力を入れています。
その一方で人気が低下している車種もあり、特に人気の低下が顕著な車種が今回紹介するセダンタイプになります。
人気が低下している事は否定できないですが、僕個人はセダンが一番好きな車種で、ある程度メリット、デメリット共に把握しているつもりなので、今日は不人気車種セダンの魅力について書いていきます。
主観も交えて書いていきますが、セダンに興味がある方や車の買い替えを検討している方などの参考になれば幸いです。
セダンの欠点
まずはセダンの欠点や、何故人気が低下しているのかというところから話していきます。
- 長尺物を積めない
- 車内が狭い
- チャイルドシートを付けると更に狭い
- 屈む必要があるため乗り降りしにくい
- 幅がある車種が多く、狭い駐車場ではドアパンチされる不安が大きい
- 視点が低く、交通状況や信号が見にくい
- 大型の車種が多く、運転が怖いイメージ
- 全体的に本体価格が高い
- 全体的にタイヤや税金等の維持費が高い
- 燃費が悪い車種が多い(抜群にいい車種もあります)
- 年寄り臭いイメージになってきている
- 893やDQNのイメージがある
等々、思いつくだけでもたくさん出てきました。
正直なところ、↓に当てはまる方はその時点でセダンは選択肢に入らない可能性が高いと思われます。
- 小さな子供がいる
- アウトドアが趣味
- 物をよく積む
- 家の駐車場や居住区付近の道が狭い環境
正直結構多いですし、他車種の積載性や居住性が進化する中、その辺りが弱点のセダンの人気が落ちるのも仕方がない感はあります。
セダンの魅力
一方で、セダンは売れ筋の車種にはない魅力も多いです。
- トランクが独立している為、雑音が入りにくく車内が静か
- 低重心+車重も重い車種が多く、コーナーや横風で横揺れしにくい
- 長いホイールベース+車重により跳ねにくく乗り心地がいい
- 大体の車種は必要十分なパワーがあり、追い越しなどのストレスを感じにくい
- 高速域でも直進安定性が高い
- フォーマルな雰囲気でどこに乗り付けても恥ずかしくない
- 大型セダンは893やDQNイメージのおかげか、他車種より明らかに煽られにくい
- 揺れや騒音がないので長距離でも疲れにくい
僕は愛車がセダンなのでよくわかりますが、この辺りは明確な強みになります。
体験談ですが、代車等で背の高い車に乗ったりすると横揺れやコーナーの安定性のなさで運転が結構怖く感じるぐらいなので、この部分の違いは特に大きな差だと思います。
個人的には車内は常に音楽をかけてたいタイプなので、車内が静かなのもめちゃくちゃ大きなポイントです。
ゆっくり運転したい方にとっては煽られにくいのも何気に大きなポイントなんじゃないかと思います。
最近は爺臭いイメージなのかもしれませんが、僕自身はセダンの最大の魅力は見た目のかっこよさとエレガントさだと思ってます。
セダンの賢い買い方
セダンは人気の無さ故に値落ちの早さが半端じゃないです。
僕は新車で買いましたが、購入2年半、走行距離16,000kmの状態で買い取り査定をしてもらったところ、特別人気がない車種ということもありますが、購入価格の45%程度の買取価格にまで落ちてました(大事に乗っていたので相場の最良レベルの査定でそれです)。
セダンを新車で買うのもいいとは思いますが、人気のなさを逆手にとって中古で買う場合、非常に状態のいい車が破格とも思える値段で投げ売りされているので、予算内の選択肢がかなり増える筈です。
一部の人気車種を除いてほとんどの車種が新車価格から大幅に落として販売していて、走行2万km以下で30~40%OFFぐらいの物も普通にあります。
特に狙い目の車格
セダンの場合、多くのメーカーが自社のフラッグシップとなる最上級モデルを用意している事が多い車種になりますが、車格があまり高いと贅沢要素にかなりのコストをかけられていて、あまり一般向けとは言い難くなります。
なので、一般人向けにお薦めの車格としてはDセグメントと呼ばれるクラスがいいと思います。
新車価格でいうと300万前後~500万円ほどのクラスです。
各メーカーの重要な利益車種となる為、力を抜かずに作られている車です。
ところが、長年給与水準が上がっていない日本では、この車格は結構いい車の部類に入り、安く買えればかなり満足度の高い車となる筈です。
それより下の車格は更に安く買えますが、サイズや排気量の問題でセダンの魅力をそこまで発揮出来ない車種が多く、あまりお薦めしません。
具体的な車種
ここでは具体的な車種を書いていきます。
値崩れが大きく、安く買える車種は青字で、中古でも高い車種は赤字で記載しています。
マークX(発売.2009年.新車価格270~390万)
カムリ(発売.2017年.新車価格345~445万)
日産
ティアナ(発売.2014年.新車価格261~357万)
ホンダ
アコード(発売.2020年.新車価格465万)
アテンザ(発売.2012年.新車価格288~426万)
スバル
レガシィ(発売.2014年.新車価格313~330万)
青字の車種に関しては、4年落ち以内かつ走行距離3万km以下の、状態が悪くない車が200万以下で市場に大量に余っているレベルなので、かなりお買い得だと言えます。
もっと言えば、完全な在庫車種なのでここから更に多少の値引きも可能だと思います。
維持費に関しては決して安くはないですが、このクラス以上のセダンはどれもそれなりに上質な車が多いので、この値段で買えるのはかなりいい買い物だと思いますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
昨今の人気凋落は否定できませんが、乗り心地や静粛性には定評があり、走行性能も高いセダンは素晴らしい車なので、買い替えを検討している方の参考になれば嬉しいです。
以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
このブログではジャンルを絞らず色々な体験記や個人的なお薦め等を書いてますので、よければ他の記事も覗いていってもらえると嬉しいです。
ではでは。
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