こんにちは。
今日は過去の体験談として、ブラック企業に採用後、入社当日に退職…というか採用を辞退した経験と、その顛末を話していきます。
入社の準備や、気疲れで無駄に消耗しただけの出来事でしたが、後になって思えば入社を決断する前に避けれた感がありました。
なので、転職活動中の方や、怪しい企業の内定をもらい迷っている方がいれば同じ轍を踏まないよう、体験談として書いていきますので、そういった方が読んでくれたら嬉しいです。
どんな会社?
具体的な業務内容は書けませんがIT関連の小さな会社で、IT関連としては珍しく未経験可の会社でした。
僕は全くPCに強いわけではありませんでしたが、当時は今後の為にもPCのスキルを身に着けたいなと考えていて、未経験可の条件は非常に魅力的に映っていました。
各地に営業所があり、本社は地元とは別の所にあるんですが、地元の営業所にも募集がかかっていたので、応募してみることにしました。
面接
面接は営業所ではなく、本社の人間とWEB面接で行われました。
「おーIT企業っぽいなー」とか呑気に考えてましたが、そういった会社にアピール出来る武器が何もなく、受かったらラッキーぐらいの気楽な気持ちで受けました。
面接はかなり緩い感じで、軽く職歴について話した後は趣味がどうだの仕事の考え方がどうだのといった話がほとんどでIT関連のスキルについては特に何の言及もなし。
小さな会社らしく最後に直接代表の人が出てきて、軽く話していったん終了。
その後、PC上で適性検査と能力試験を受けさせられました。
適性検査はともかく能力試験は時間が全く足りず、半分近くを当てずっぽで答えましたが合格だったらしく、後日内定の連絡が来ました。
正直この時点で結構怪しさは感じていましたが、IT関連の仕事をしてみたかったこともあり、二つ返事で内定を受諾。
内定受諾後
内定受諾後からは思わず首をかしげる怪しいサインがちょこちょこと出てきました。
まずは健康診断を自費で受けて来いということで「いや、自費かよ」と思いながらもこれを了承。
次に入社日は営業所ではなくいきなり(新幹線で3時間かかる)本社に来い+ホテルは自分で適当にとれとのことでした。
個人的にはかなり不信感が高まりましたが、これって普通なんですかね?
入社当日
当日、慣れない新幹線と田舎者には難しい難解な乗り継ぎを経て本社に到着すると、WEB面接の担当者と、僕と同じように入社してきた方が応接室で待っていました。
まずは簡単な自己紹介や会社の概要や理念等の説明を受け、和やかな世間話も交えながらいい雰囲気で、人もまともそうだったので案外まともな会社なのかなと少し安堵しました。
やっぱりブラック企業だった
和やかムードの会社説明が終わると、そこからは代表も参加。
自分は元〇〇証券で働いていてどうたらこうたらと自分語りをした後、会社規約や労働条件の説明に移りましたが、ここであぁ…やっぱりここはブラック企業なんだと実感させられる事になりました。
紙をつらつらと読み上げていくんですが、途中で突っ込みたくなる文言が多々挟まれていて、先に進むにつれ僕はもちろん、もう一人の採用者の方も脱力していく様が隣にいるだけで伝わってきました。
覚えている限りで書いていくと
- 会社から残業を指示された場合、それを拒否する事は出来ない
- 作業で使う備品を購入する場合は自費で購入
- 営業車は自家用車を使用、ガソリン代負担で、月20日以上使用した場合のみ車両手当付与(どう考えても足りない5,000円)
- 現場への移動時間は労働時間外(仕事エリアは隣接県奥地もあり)
辞退の申し出
職歴に傷は付く?
まとめ